こんにちは!ニャックです。
今回は就職活動についての記事です。
私は大学生の時に就職活動のためにインターンシップに行ってきました。
インターンシップの申し込みは大学の就職か経由で行いました。
お世話になった会社は、ITの中小企業でした。
これからインターンシップに行こうと思っている学生さんの中には、実際どんな事をするのか知りたい方もいるのではないでしょうか?
今から紹介するのはあくまで一例にすぎませんが、インターンシップのイメージを掴むための参考程度にはなると思いますので、興味のある方は是非最後まで読んでみてください。
行く前は不安だと思いますが、イメージを掴むことによって少し不安が軽減されると思います。
難しい事をしたり、怖いことはありませんので安心してください。
インターンシップ1日目
朝9:00に会社に来るように連絡をいただいていたので、10分前くらいに到着しました。
受付でインターンシップのために来た旨をお伝えすると、広めの会議室に案内していただきました。
既に他の学生が何人か座っており、空いている席に座るように指示されました。
私が到着した後も学生は何人か会議室に入ってきて、最終的に10人が集まりました。
これから、この10人で5日間のインターンシップを行っていきます。
時間になったら、人事部の方が会議室に入ってきて、説明が開始されました。
午前中はお互いの自己紹介、事務連絡、会社についての説明でした。どのような会社なのか?どういった企業理念があるのか?という説明を受けます。
会社側も採用活動の一環として行っているので、会社のPRは当然ですね。
小休憩を挟みつつ、一通り会社説明が終わると、お昼休憩となりました。
午後からは5日間のスケジュールについて説明を受けます。
今回のインターンシップでは実際に開発中のシステムをお客様目線で色々操作し、バグがないかを調査するというものでした。
いわゆる、デバッグというやつです。
4日目の午前中までバグ調査を行って、4日目の午後から5日目の午前中まで成果発表準備をし、5日目の午後から社長さんの前で成果発表という流れでした。
スケジュール説明後、システムの詳細な説明や調査のやり方などを開発を担当しているSE(システムエンジニア)の方から説明していただきました。
最後に明日から活動するためのグループを決め、明日から作業する部屋に案内されました。
グループは全部で3グループとなり、私は4人グループの1人となりました。
各グループに割り当てられたテーブルに座り、メンバーと明日からの役割など軽い打ち合わせをして初日は終了となります。
初日は説明が主でしたね。2日目から本格的に活動実施です!
インターンシップ2日目
この日は8:45頃に会社に到着し、既に勤務されている社員さんに挨拶をしながら、昨日案内された部屋に入ります。
昨日決めたグループの席に座り時間まで待機します。
時間までに10人全員が揃って2日目のインターンシップ開始です。
早速各グループ毎にシステムにログインして、バグ調査開始です。
私のグループでは昨日リーダーを名乗り出た方がいたので、その方が私含めたメンバーに指示を出します。
まずは各機能毎に担当を分けて、それぞれでまずはシステムを色々触ってみる事になりました。
昨日説明は受けていますが、実際に操作してみるわからない部分も多かったので、わからないことがあった場合は担当の社員さんに質問します。
一通り操作したところで、グループメンバで今後の調査方法について打ち合わせをしました。
社員さんから、まずはどんな調査をするか試験項目を作った方が良いとアドバイスいただいたので、お互いに案を出し合いながら、試験項目作りに取り掛かりました。
試験項目の資料を大体作り終えたところで2日目のインターンシップが終了しました。
2日目は主に計画を行う感じでしたね。
インターンシップ3日目
昨日と同じように出社し、3日目のインターンシップ開始です。
この日から、うちのグループのリーダーが「プログラミングが得意だから試験をするのに便利なツールを作る!」と言い出して、実質バグ調査に参加しなくなりました。
まとめ役がいなくなってしまい、他のメンバもやりにくそうだったので、私が皆さんの進捗確認や役割分担などを行うようになり、私が実質的なリーダーとなっていました。
この日は昨日作成した試験項目を元に実際にシステムを操作して、バグを探していきます。
担当システムを決めて、試験項目に記載した操作を行って、結果を試験項目に記載していきます。
この時も途中判らないことがあった場合は社員さんに質問しました。
試験項目を一通り確認し終わり、結果としてうちのグループは2件のバグを発見することができました。
社員さんから、かなり褒めていただきました。
ちなみにリーダーはまだツール作成中です。結局この日は完成しませんでした。(笑)
4日目の午前中まで時間がありますが、大分時間が余ってしまったので、もう少し試験項目の深堀ができないかを話し合いました。
そうこうしているうちに、3日目の終了時間となってしまったため、続きは明日ということで終了となりました。
リーダーには色々言いたいことがありますが、結果としてリーダーをやったという面接時のネタができたのでラッキーでした。
インターンシップ4日目
インターンシップ4日目開始です。
昨日の時点で十分成果は出ていますが、今日の午前中まで時間が余っているので、バグ調査の深掘り作業を継続しました。
他のグループは午後からの成果発表準備を先行して行っているところもありました。
リーダーは朝一番はツール作成を行なっていましたが、午前中残りわずかなところでバグ調査に参加してきました。やることはもうほとんどありませんでしたが(笑)
試験項目の深掘りをしても新たなバグの発見はありませんでしたが、成果発表のネタができたのはプラスでした。
午後からは、成果発表資料の作成になります。
まずは全体的な構成を決め、パワーポイントで雛形を作成します。
各ページで担当を決めて、15:00時までに作成してお互いレビューするという指示をメンバー全員に行いました。
引き続きリーダー役は私です。
15:00になり、お互い作った資料をレビューしていきます。
お互いの指摘事項を直していき、最終的に資料をまとめて成果発表資料が完成しました。
残り時間で、発表時の役割を決めて、少しプレゼン練習を行い、この日は終了となります。
メンバーとの連携も深まってきて、段々と楽しくなってきました。
インターンシップ5日目
ついに最終日です。
午前中は昨日作成した成果発表資料を元にプレゼンの練習をします。
他のグループも近くで練習しているので、午後の本番の頃にはお互いの発表内容が大体わかっている位になってました。
お昼休憩を挟んで、ついにインターンシップの集大成。成果発表です。
社長さん含めて計3名の方が傍聴者として入室してきました。
私の班は1番目の発表でしたので、発表準備を整えて早速発表を開始しました。
発表は何事もなく終わり、社長さんからいくつか質問をされたので、それに答えていきました。
最後に色々面倒を見てくださった社員さんから活動のフィードバックをいただきうちのグループの発表は完了しました。
うちのグループが一番まとまりがあったとお褒めのお言葉をいただきました。
また、バグを発見できたのはうちのグループだけだったようで、そこも評価していただけました。
他の2グループも同じように発表が終わり、社長さんから色々お言葉をいただきました。
最後に事務連絡と5日分の交通費を頂いて、インターンシップ最終日が終了となります。
帰りは10人で近くの居酒屋に行って、打ち上げを行いました。
色々なことがありましたが、5日間のインターンシップは良い経験となり楽しかったです。
これっきり、皆さんとはお会いしていませんが、皆さん元気でいると良いなと思ってます。
後日談
私の大学では、インターンシップに行った学生同士で成果発表をしなければなりませんでした。
インターンシップから1ヶ月ほど経過した後に、50人以上の学生と各社の関係者の前で発表を行いました。
私が行った会社からは人事部長の方が来てくださいました。
インターンシップの成果発表資料をもらっていたので、少々自分の発表しやすいように修正して発表しました。
その後、立食パーティーのような事をやって色々な方と交流をしました。
帰り道が一緒だったので人事部長の方と途中まで帰り、色々お話しをさせていただきました。
リップサービスかもしれませんが、私の事を高く評価してくださっているようで、ぜひ面接に来て欲しいといっていただき非常にありがたかったです。
こちらの会社を受ける前に他の内定が決まったので、結局面接には行きませんでしたが、
インターンシップの経験を色々話して内定をいただいたので、今でもすごく感謝しています。
さいごに
いかがだったでしょうか?
インターンシップで行うことのイメージを掴むことはできたでしょうか?
会社によって内容は色々違うと思いますが、他の友人などの話を聞いていて共通することは、「そんなに難しいことはやらない」という事と「楽しかった」という事です。
企業側も学生に良い印象を持ってもらうために色々考えてくれてますので、不安に思って中々踏み出せない方は安心してチャレンジしてみてください。
きっと、あなたにとってとても良い経験になるはずです。
就活生の皆さん頑張ってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。