人生のSPOFを作らないために、今も続けていること

ニャック

こんにちは、ニャックです。

人生のSPOF(単一障害点)を減らそう、と決めてからしばらく経ちました。

インフラ運用の現場に長くいると、「冗長化」は一度組んで終わりじゃないことを、身体で理解します。
人生も同じで、完成というゴールはないんだな……と、最近ようやく腑に落ちてきました。

状況は変わるし、体力も変わるし、家族の都合も変わる。
だからこそ「一度決めて終わり」にせず、いまも小さく続けているメンテナンスがあります。

今回はまとめとして、僕が日々やっている「人生の点検項目」を書いてみます。

目次

壊れないための、地味な“日常点検”

「人生を変える大層な習慣」ではありません。
どちらかというと、システムを落とさないための運用保守に近い感覚です。

  • 「増やす」前に「削る」
    新しい予定を入れる前に、まず「いま抱えているタスクを減らせないか」を考えます。追加より削除のほうが、効くことが多いです。
  • 判断はデキュー(延期)する
    疲れが溜まっているときは、重要な判断をあえて先に送ります。
    逃げではなく、品質のため。勢いで決めると、だいたい後でバグになります。
  • 優先度を定期的に再評価する
    睡眠・食事・家族との時間を、仕事より先に確保できているかを見直します。
    カレンダー上で“先に押さえる”だけでも、崩れにくくなりました。
  • 想像の暴走を止める
    お金の不安に襲われそうになったら、資産状況や家計の数字を淡々と見ます。
    「事実」を見て、不安(想像)を上書きする感覚です。

もちろん、全部を完璧にできるわけじゃないです。

でも、この点検をルーチンに入れるだけで、
「気づいたら手遅れ(限界)」になる確率を、ほんの少し下げられている気がします。

思考のメンテナンス:仕事を人生の“マスター”にしない

インフラ運用って、責任感が強くて真面目な人が多い職種だと思います。

油断すると、仕事が人生の「中心(マスター)」に居座って、
家庭や健康や自分の感情が「スレーブ」扱いになる。

そうならないために、僕は意識的に自分へクエリを投げています。

  • 「もし今、この仕事というノードがダウンしたら、自分に何が残る?」
  • 「自分の価値を、会社の評価や成果物だけで計算していないか?」
  • 「守るべき順番が、無意識に 仕事 > 家庭 > 自分 になっていないか?」

この問いへの答えは、その日のコンディションで変わります。

大切なのは、正解を出すことじゃなくて、問い続けること
それ自体が、偏った思考のバランサーになってくれる感覚があります。

人生設計は「アップデート前提」でいい

昔は「こうすれば一生安泰」という不変の設計図を探していました。

でも、体調を崩して立ち止まった経験や、家族の状況の変化を通して、考えが変わりました。

人生の設計図は、常に書き換え(アップデート)される前提でいい。

  • 状況が変われば、設計も変える。
  • 予期せぬエラーが起きれば、その都度パッチを当てる。
  • 「完成していない自分」を、いったん許す。

そう思えるようになってから、肩の力が少しだけ抜けました。

迷ったときに戻れる「原点」を持つ

結局、僕が大事にしたかったのは、「こうあるべき」という完璧な結論ではなく、
「どうすれば崩れずに歩き続けられるか」という自分なりの思想でした。

迷ったとき、あるいは負荷が高まったときに立ち戻れる場所がある。
それだけで、人生のSPOFは確実に減っていきます。

僕にとっては、このブログ「ライフニャック」に書き残している思考の断片が、その原点です。
読んでくれているあなたにも、いつか「戻れる原点」が見つかるといいなと思っています。

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