
こんにちは、ニャックです。
今でも、はっきり覚えています。
ある日の朝、
突然、動悸が止まらなくなりました。
息はできている。
倒れそうなわけでもない。
でも、胸の奥がずっとざわざわしていて、
心臓が早鐘のように鳴っている感覚が続いていました。
そのうち、
理由も分からないまま、涙が出てきました。
ニャックこの感覚は、今まで経験したことがありませんでした。
この日が、
自分の中で初めて、
「これはおかしい」「今までとは違う」
と、はっきり自覚した日です。
いつもと同じ朝のはずだった
その日の朝も、特別なことはありませんでした。
前日は遅くまで仕事をして、
寝たのは1時前後。
起きたのは5時頃。
子どもの保育園の準備をして、
朝の支度をして、
「今日も一日始まるな」と思っていました。
正直、体調は良くありませんでした。
でも、それも「いつものこと」でした。
「少し疲れているだけ」
「仕事が立て込んでいるから仕方ない」
そうやって、
これまでと同じように考えていました。
突然、体が言うことを聞かなくなった
異変を感じたのは、
家を出る少し前でした。
胸のあたりが苦しい。
心拍が明らかに早い。
深呼吸をしても、
落ち着かない。
「あれ?」と思った瞬間、
動悸が一気に強くなりました。
座っても、
立っても、
収まらない。
頭では、
「大丈夫だ」「落ち着け」
と考えているのに、
体がまったく言うことを聞かない。
今まで経験したことのない感覚でした。
理由の分からない涙が出てきた
動悸が続く中で、
今度は、涙が出てきました。
悲しいことがあったわけでも、
何かショックな出来事があったわけでもありません。
ただ、
勝手に、
涙が出てくる。
止めようとしても、
止まらない。

このとき初めて、「普通じゃない」と思いました。
その瞬間、
初めて強く思いました。
「これは、気合や根性の問題じゃない」
今までなら、
「疲れているだけ」
「弱っているだけ」
と片付けていたと思います。
でも、この日は違いました。
体が、
はっきりと「止まれ」と言っている。
そんな感覚がありました。
それでも最初に考えたのは、仕事のことだった
正直に言うと、
この状態でも、
最初に頭に浮かんだのは仕事のことでした。
「今日の会議、どうしよう」
「このまま休んだら迷惑がかかる」
「誰かに引き継ぎをしないと」
体は明らかにおかしいのに、
思考はまだ仕事から離れられていませんでした。
今振り返ると、
この感覚自体がかなり異常だったと思います。
「動けないかもしれない」よりも先に、
「穴を開けたらどうしよう」が出てくる。
それだけ、
仕事に思考を預けすぎていたということだと思います。
「これはおかしい」と、ようやく認めた瞬間
動悸と涙が続く中で、
ふと、これまでの状態が頭をよぎりました。
眠れていなかったこと。
体調不良が続いていたこと。
気持ちが切り替わらなかったこと。
それらは、
すでに別の記事で整理しています。

その積み重なりの先に、
今のこの状態がある。
そう考えたとき、
ようやく、自分に対してこう言えました。
「これは、ちゃんと対処が必要な状態だ」
この瞬間が、
大きな分岐点だったと思います。
この日が「立ち止まる」きっかけになった
この日を境に、
自分の中で前提が崩れました。
「頑張れば何とかなる」
という前提です。
代わりに、
「今の状態を維持すること」
「壊れないこと」
を最優先に考えなければならないと感じました。
すぐに答えが出たわけではありません。
ただ、
この日がなければ、
休職という選択肢に向き合うこともなかったと思います。
次の記事では、
この出来事をきっかけに、
「休む」という選択が現実になっていく過程を書きます。

これは、逃げの話ではありません。判断の話です。






