
こんにちは、ニャックです。
インフラ運用の現場に身を置いて10年以上。
官公庁や大学などのシステムを支える仕事は、
やりがいもあり、気づけば自分の一部のような存在になっていました。
ただ、「家庭を持つ」というライフイベントを経て、
仕事の内容は同じはずなのに、感じる“重み”が変わったことに気づかされました。
夜間対応も、24時間365日の責任も、これまでと変わりません。
それでも、どこか決定的に違う。
この記事では、ライフステージが変わったことで見えてきた、
インフラ運用の働き方の“リアルな感覚”について書いてみます。
「自分の時間」で解決できなくなった
独身の頃、夜間対応や休日の緊急呼び出しは
「自分ひとりが頑張ればいいこと」でした。
・徹夜明けに、そのまま眠る
・休日の予定が潰れても、後で自分で調整する
それで何とかなっていました。
でも、家族ができると、そうはいきません。
自分が寝不足だと、家事や育児にも影響が出る。
休日に電話が鳴れば、楽しみにしていた子どもとの時間が削られます。

「自分の疲れが、自分ひとりで完結しなくなった」
それが、一番大きな変化だったのかもしれません。
「責任の重さ」が、自分事から家族事へ
インフラ運用において、「止めない責任」は絶対です。
以前はそれを、プロとしての誇りとして受け止めていました。
ただ、家庭を持ってからは、別の考えが頭をよぎるようになります。
- もし、この生活を続けて体調を崩したら
- もし、今の働き方が続けられなくなったら
責任感が強い人ほど、
仕事上のトラブルを「家庭の安定に影響するもの」として
感じやすくなるのかもしれません。
一つひとつの判断や作業の重さが、
守るものの分だけ、以前とは違って感じられるようになりました。
「頑張る理由」が、「逃げにくさ」に変わる時
「家族のために頑張る」
それは、とても自然で前向きな気持ちだと思います。
一方で、それは
「簡単には投げ出せない」という感覚にもつながります。
以前なら
「合わなければ、別の選択肢を考えればいい」
と思えていた場面でも、立ち止まってしまう。

守るものが増えると、強くなる。
でも同時に、脆さも抱えるのかもしれません。
辞めたいわけではない。
でも、この働き方をこの先ずっと続けられるとも思えない。
この感覚は、
家庭を持ったことで急に生まれたものというより、
インフラ運用という仕事を
長く続けてきた結果として、
少しずつ積み重なってきたものなのかもしれません。

そんな“中間にいる感覚”が、
静かに、でも確実に心を削っていくことがあります。
この違和感は、「変化の入り口」なのかもしれない
仕事がきつく感じるようになったのは、
自分が弱くなったからでしょうか。
最近は、そうではない気もしています。
仕事だけでなく、生活や将来も含めて
人生をトータルで考えるようになった結果、
見える景色が変わっただけなのかもしれません。
- どうすれば、無理なく続けられるか
- 属人化を減らせないか
- 働き方を見直せないか
この「きつさ」を感じたからこそ、
次の選択肢を考えざるを得なくなった。
今は、そんな段階にいる気がします。
同じ違和感を抱えているあなたへ
もし、家庭を持ってから
「前と同じ仕事なのに、しんどい」と感じているなら。
それは、
仕事にも家族にも、誠実に向き合おうとしている証だと思います。
すぐに答えが出なくても構いません。
ただ、その感覚をなかったことにしなくていい。

私もまだ、はっきりした答えは出ていません。
同じ場所で立ち止まりながら、考えています。
この文章が、
「自分だけじゃなかった」と感じるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




