
こんにちは、ニャックです。
休むことになって、少しずつ体調が戻ってきた頃。
周りから、こんな言葉をかけられるようになりました。
「そろそろ元に戻れそう?」
「復職したら、前と同じ感じで大丈夫?」
正直に言うと、最初は僕自身も、
「元に戻れるなら、それが一番いいよな」と思っていました。
慣れた仕事。分かっている環境。
説明しなくていい立ち位置。
でも――。
考えれば考えるほど、「元の働き方に戻る」という選択が、いちばん怖くなっていったんです。
元に戻れるなら、それが一番楽だった
元の働き方に戻ることには、分かりやすいメリットがありました。
・新しい説明をしなくていい
・周囲も安心する
・評価の仕組みが分かっている
「復職=元通り」というのは、ある意味いちばん摩擦の少ない選択です。
だから最初は、戻らない理由を探す自分の方が、少しおかしいのでは?とも思いました。
でも同時に、こうも感じていました。
戻らない選択の方が、ずっと怖い。
だからこそ、「戻る」が正解に見えているだけなんじゃないか、と。
「同じに戻る」1日を想像してみた
ある日、元の働き方に戻った自分の「1日」を、具体的に想像してみました。
朝、出勤前に感じるあの緊張感。
Slackやメールを開く前の、嫌な予感。
障害対応、突発対応、
「自分がやった方が早い」がまた積み重なっていく未来。
まだ体は回復途中なのに、
想像しただけで、息が詰まる感覚がありました。
この時、はっきり思いました。
体が戻ったとしても、同じやり方には耐えられない。
「治ったから戻る」は、危険だと思った
休むことで、体調は少しずつ良くなっていました。
でも、それは「元の環境に耐えられるようになった」という意味ではありません。
問題は、体だけじゃなかったからです。
・真面目にやりすぎる
・責任を抱え込む
・頼まれると断れない
こうした思考グセは、休んだからといって消えるものではありません。
同じ環境に戻れば、同じパターンが、また再生される。
それに気づいたとき、
「戻らない」という選択は、逃げじゃなく再発防止なんだと思えるようになりました。
戻らない=諦め、ではなかった
正直、「逃げたと思われるかもしれない」という気持ちはありました。
でも、立ち止まって考えてみると、
以前の働き方こそが、無理を前提にした形だったんだと思います。
無理を続けられなくなったのではなく、
無理を続けない選択をした。
そう言葉にできたとき、少しだけ気持ちが楽になりました。
じゃあ、どうするのか
正直、完璧な答えはまだ出ていません。
ただ、これだけは決めました。
・全部を背負わない
・「自分がいなくても回る」を作る
・評価より、続けられる形を優先する
以前と同じ働き方に戻らないと決めたのは、
これから先を、長く生きるためだったんだと思います。

同じ場所に戻らないことで、ようやく前を向けた気がしています。
次は、「頑張らなくても回る状態を作る方が、実は一番難しかった」という話を書きます。
それが、次の記事のテーマです。









