頑張らなくても仕事が回る状態を作る方が、実は一番難しかった

ニャック

こんにちは、ニャックです。

休職して、働き方を見直す中で、ずっと引っかかっていたことがありました。

それは、「頑張らなくても回る状態を作る」という考え方です。

正直に言うと、昔の僕はこの言葉があまり好きではありませんでした。

「頑張らないって、手を抜くことじゃないの?」
「結局、誰かが無理をしないと仕事って回らないでしょ」

そんなふうに思っていたんです。

でも今は、はっきり分かります。

頑張らないと回らない状態こそが、一番危険だったということに。

目次

「自分がやらないと回らない」は、褒め言葉じゃなかった

インフラ運用の現場で、よく言われる言葉があります。

「〇〇さんがいないと、この案件は回らないよね」

昔の僕は、これを評価されている証拠だと思っていました。

頼られている。必要とされている。
そう感じると、多少きつくても踏ん張れてしまいます。

でも今振り返ると、それはただの属人化でした。

・休めない
・引き継げない
・自分が抜ける想像ができない

この状態は、システムで言えば「シングルポイント障害」と同じです。

自分が倒れた瞬間に、全部が止まる。

それを「頑張っている」と勘違いしていたのが、当時の僕でした。

インフラ運用では「頑張らない設計」が当たり前だった

皮肉な話ですが、インフラ運用の世界では真逆の考え方をしています。

・冗長化する
・自動化する
・人に依存しない構成にする

誰か一人が頑張らなくても、
普通に回り続ける仕組みを作るのが正解です。

障害が起きても、人が気合で何とかする前提にはしません。

なのに、人の働き方だけは違いました。

「この人が頑張るから大丈夫」
「多少無理しても、やってくれる」

それを良しとしていた。

ニャック

サーバーは守るのに、人は守ってなかったな…と、今は思います。

「任せる」のではなく「自分を外しても回る形」を作る

休んでから、強く意識するようになったのはここです。

「任せる」こと自体が目的じゃない。

自分がいなくても回る状態を、意図的に作る

正直、これは簡単ではありませんでした。

任せた結果、うまくいかないこともあります。
自分でやった方が早かったな、と思う場面も何度もありました。

それでも、戻らないと決めていたから続けました。

「自分がやった方が早い」を繰り返した先に、
また同じ状態が待っていると分かっていたからです。




頑張らなくても回る状態は、実は一番しんどい

誤解されがちですが、頑張らない状態は楽ではありません。

最初はむしろ逆です。

・口出ししたくなる
・不安になる
・評価が下がる気がする

そういう感情と、ずっと向き合う必要があります。

ニャック

「楽になるための準備」が、一番しんどかったです。

でも、その期間を越えてから、明らかに変わったことがあります。

今は「自分がいなくても回る」方が安心できる

今の僕は、「自分がいなくても仕事が回る」状態の方が安心できます。

体調の波があっても、家庭の事情があっても、
すべてを背負わなくていい。

仕事に対する距離感も、かなり変わりました。

頑張らない=逃げ、ではなかった。

長く続けるための選択だったんだと、今は思っています。




まとめ:仕組みを変えないと、人は守れない

頑張らなくても回る状態は、精神論では作れません。

仕組みの問題です。

そしてそれは、仕事だけでなく、
これから先の生活やお金の話にもつながっていきます。

ニャック

守るものが増えたからこそ、構造を変える必要がありました。

次の記事では、「働けなくなるかもしれない」と本気で考えた日の話をします。

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